今回のお話は、映司がその身に大量のセルメダルを取り込もうとするというお話。
真木さんにメダルを打ち込まれたことで完全に暴走してしまった映司と対峙することになったアンク。
「どうしてメダルを入れた?」というアンクに真木さんは
「どうしてもメダルを渡してくれない。いっそ暴走させてしまえば抵抗しなくなるかと思った」とご回答。
全く、真木さんもトンデモなことをしてくれたもの。いや〜、彼、目的のためならホントに容赦ないです。
映司、暴走しつつも
「力がほしい」との思いからプトティラコンボに変身、アンクへと特攻。
アンク、真木さんに促されつつ映司に攻撃を仕掛けようとするも、彼に攻撃をぶち当てることはできず……。
ここは当てられませんよね〜、アンク。
その後は攻撃をできない自分に苛立ちを感じつつ、
「何がありがとうだ!渡すんじゃなかった。こんなやつに……。こんな……。」とつぶやきつつ、
「力がほしいならこんな程度で暴走するな!」と言い放ち、自らのメダルを奪取。
映司、メダルを引っこ抜かれたことで何とか元通りに……、ひとまずはよかったですね〜。
アンクの心の叫びを聞きつつのスローモーションでの戦いが実に印象的!!
なかなかの演出でした。
その後、真木さんがメダル回収に向かうも、映司はさらに抵抗。
真木さんに
「本当に後戻りできなくなりますよ」と言われても、
「これはいるから」と絶対に渡す気はない感じ。
さらに、真木さん
「彼は消してしまいましょう」と最後通告まで……。
作戦が思うように進んでいなくて、真木さん、相当に焦り気味ですかね??
アンク、映司の元に向かうと彼の口から出たのは、約束したアイス一年分の今日の分を買うためのお金。
こんな姿になっても、アイスのことはしっかり覚えているとは……。
アンク、そりゃ呆然としちゃいますよね〜。
真木さん、映司に手をかけようとするも、アンクがこれを阻止。
いや〜、アンク、真木さんの人形に攻撃をぶち当てるとは……GJで〜す!!
さすがに彼の弱点をわかっていらっしゃる(笑)。
それに、真木さんのリアクションもホントに面白かった!!
燃えている人形を大慌てで海に放り投げ、
「ダメだからーなげちゃだめだから〜ないよっないよっ!なげちゃだめだから〜、ないよっないよっ!あれっ、ないよっ。あっ!メガネもないよ あっあっ僕泳げないよっ、泳げたよっ、泳げたよっ」と大パニック(笑)。
やっぱり真木さんの弱点はあの人形ですね〜。もう、間違いないです。
里中さんから、映司の保護の連絡を受けた後藤さん&伊達さんコンビ。
後藤さん、治療に専念してもらうため伊達さんには何も報告してなかったようで。
怒るか?というリアクションも考えられましたけど、伊達さんから出た言葉は「ありがとう」との御礼の言葉。
後藤さん、愛すべき師匠ですからね〜。思いがしっかりと通じてよかった!!
今後の作戦を練りつつ、財団に戻ることにした後藤さん。
伊達さんが言おうとしていたであろうことを、ぜ〜んぶ言ってしまいましたね〜。
そんな後藤さんの背中、すっかり大きく見えました。
その頃、クスクシエでは比奈ちゃんが知世子さんにアンクのこと、グリードのこと、信吾さんのこと等々の事情を説明。
びっくりするかと思いきや、
「メダルのオバケを信じることなんてわけない」と言った知世子さん、さすが(笑)。
この人も、相当に器がデカイなぁと。
そんな知世子さんの口から出たのは、
「比奈ちゃんの方。アンクちゃんか、お兄ちゃんか、どっちかに決めなきゃとか。映司くんとアンクちゃん、どっちかが戻ってくるなんて……そんなの認めちゃダメよ。」という言葉、
比奈ちゃんは、
「何もかも都合よくなんて勝手なこと言って。実際に戦っているのは映司くんが辛いだけです。」と抵抗しますが……、
「正しいのかもしれないけど……。でも、そんなのつまんない。もっと欲張っていいじゃない。映司くんもアンクちゃんもお兄さんも……って。ちゃんと欲張れるのは比奈ちゃんだけよ。」と言われて呆然。
いや〜、ぜ〜んぶほしいってのが何とも知世子さんらしい!!
映司からメダルを奪い損ねたとつぶやいていたアンクのもとに、真木さんが登場!!
「君は他のグリードよりはマシかと思っていたけど、買い被りだった」と言いつつ、アンクからコアメダルを強奪。
さらに、残りのコアメダルもひび割れが……。
真木さん、サクサク奪って行ってしまいましたね〜。
いや〜、人形の恨みもあっただろうし、ここは容赦できなかったのかな(笑)。
残されたアンクはというと、
「全くだな、しかもバカバカしいのは……、さっきからずっと満足してるってことだ」とつぶやきつつ、笑顔に。
不思議ですね〜(笑)。
今まで散々、反抗してきたけど、悲しいかな死期が迫ったこの段階になって悟りを開いてしまったか??
財団に保護された映司は施錠された地下の保管庫に運ばれたようで。
「行けない?」と思ったけど、里中さんが
「秘書補佐として預かっといてください」と言いつつ、帰り際にマスターキーを渡してくれました!!
その姿を見て、
「ステキ」とつぶやいてしまった伊達さん。
いや〜、でもホントにステキですよ〜。元々、非情に力のある人で、その上、こちらのご都合に合わせてくれるようになるとは……。こりゃ、もう最強です。
カンドロイドを使ってアンクの元へやって来た比奈ちゃん。
アンク、ちょっとヤバイ感じになりつつも、「この体は何ともない。安心しろ。この体も、もうすぐ返す。いらなくなる」とご回答。
比奈ちゃん、アンクのことを探しに来てくれたのに、この言葉は……ちと辛いですね〜。
後藤さん&伊達さんは、マスターキーを使って地下の保管庫へ。そこ待っていたのは、映司と鴻上さんの2人。
鴻上さんから
「説得してくれ」と言われた映司は、
「俺、思い出したんです、自分の欲望。力です。どんな場所にも、どんな人にも絶対に届く俺の手。力、俺はそれがほしい」と語ってくれました。
なるほど、やっぱり少女を救うことができなかったことが発端になっていましたか……。しかし、力とは、これまでの映司のイメージからすると意外かも、かも、かも。
鴻上さん、その欲望の実現のために隠されていた無限?のセルメダルを取り込むように進言。
しかし、その実現のためには紫のメダルが邪魔なようで。
「このままじゃ、真のオーズどころか、真のグリードだよ」と言って、嘆いていた鴻上さんが(笑)。
いや〜、泣きに訴えてくるとは……鴻上さんは鴻上さんで必死ですね〜。
伊達さんに映司から紫のメダルを回収するように命令するも、当然のごとく彼はこれを拒否。
しかし、映司はやる気??
後藤さんじゃないけど、ちょっとおかしくなっているような気がする……。欲望を持ったはいいけど、こんなことすんなりと受け入れちゃうとか、どう考えてもおかしいです。
そんな中、真木さんが出現、その気配を察知した映司は現場へ急行。
伊達さんと後藤さんも現場に急行するも、待っていたのは完全にグリード化した真木さん。
伊達さん、せっかくの再開もあまりうれしくはなかったか……。
もう、あの絶妙な絡み合いは出来ませんからね〜。
圧倒的な力を見せる真木さんに対し、力を欲する映司、こちらもグリード化。
伊達さんと後藤さんの
「メダルを渡すように」との言葉も届きませんでしたか……。
これは、最後の最後にしてホントに緊急事態です。
そこに現れたのは完全体になることを虎視眈々と狙っていたウヴァ。
そんな彼は、真木さんから最後のメダルを受け取り、完全体へ!!
最後に残ったグリードですからね〜。
真木さんにとっても、相当に貴重な存在となってしまった感じですか??
しかし、ラスボスがウヴァになろうとは……(笑)。ホントに一発逆転を果たしたというところはお見事。
伊達さんと後藤さんのコンビ、ウヴァに突撃するも全く歯が立たず。
やっぱり完全体は強力ですね〜。
残念ながら、こうなってしまってはバースではもう対抗できないんじゃないでしょうか??
ピンチを悟った映司は、力を手に入れるために大量のセルメダルが待つ鴻上さんの元へ行き、メダルをくれるように進言。
欲望に目覚めてしまった映司……。
もう止まらない感じですね〜。
その頃、アンクと話していた比奈ちゃんはアンクが消えると聞いてびっくり。
「俺が死ぬと思うのか?ただのメダルの塊が死ぬ……か。」、その微笑していた表情といい、悟りの域に達してしまったみたいですな(笑)。
そのまま彼は映司の元へ向かいますが……、どうなることやら。
肝心の映司は鴻上さんからメダルを取り込む了承を得て、今にも行動を開始しそうな感じ。
いや〜、間に合うんでしょうかね〜。
さてさて、そんなこんなで来週は最終回。
一体、どんなものになるやら期待大です。