今回のお話は、マダムにトンデモな目に合わされるってなお話でした。
学校からの帰り道、お腹ペコペコの一路の前に現れた一人のおばさんに「家に帰れば大福餅が待っている。でも、それを食べ損ねるだろう」と聞かされてびっくり。
彼は大急ぎで家に帰ると、大福餅は徳子が食べる直前でした。
が、食い意地の張っている徳子は、そのまま大福餅をパクリ・・・・。
もちろん、大げんかになってしまうわけですが、口の中から無理やりに引っ張り出した大福は、地面に落ちた挙句、踏んでしまい見事の食べ損ねてしまい、残念な結果に。
騒ぎまくる一路は、となりの家の人の納屋に閉じ込められてしまうから大変。
ってか、となりの人、マジで迷惑でしょうに。
しばらくすると、彼の前に現れたのは学校の帰りに会ったあのおばさん。
彼女、生前は何回も訴えられるぐらいのインチキ占い師だったけど、お化けになった途端にその能力が開花。
またまた、何かを手伝わせようというわけでしょうが、脅かされるのは毎度のこと。
彼がこれまで殺してきたという虫の大群にはびっくりでした。
そこにやって来たお母さんに、やっと納屋から出してもらうことになり、やっと夕食。
マダム曰く、今日の夕食はお肉なしのライスカレーで、またまた食べ損ねるとのこと。
今日はハンバーグの予定だったけど、出てきたのは本当にお肉なしのライスカレー。
文句タラタラの一路。
お父さんも怒り心頭でしたが、結果的には文句を言わずに食べているところがけっこうびっくりでした。
このあとが面白い。
一路と徳子は、イモの数をめぐってまたまた徳子と喧嘩を始めちゃいます。
その徳子、イモが一個多いぐらいなのに、一路の皿からイモを取りいきなり食べてしまうとは本当に食い意地が張り過ぎでしょ。
さらに、占いが当たってしまったことをお化けのマダムに向かって、「そんな話聞きたくない!」と怒鳴ってしまうと、ちょうどお父さんが家が完成してたことを話していたことをバカにされたと思って怒り心頭。
お化けは、一路以外には見えてませんからねぇ、会話には気をつけんといけませんな。
おかげで、またまたカレーを食べそこない、そのまま納屋の中へ。
これは本当に可哀想ですよ。
もう、こうなったらマダムの願いを聞くしない状況になってしまい、やつの言うことを聞くことに。
彼女のお願いはというと、生きていた時に占いで騙してしまった人を正しい道に導くこと。
こうしないと自分は地獄へ行ってしまうかもしれないから。
ものすごく、自分勝手なお願いですな。
まずは、納屋の中から一路を連れ出して、説得するも、お腹ぺこぺこの彼は全くやる気なし。
そこで彼女が、地蔵様の横にあった袋をお菓子の袋だと騙して、一路を説得。
「我慢できなくなったらこれを食べなさい」と言いつつ、限界じゃなかったら中身が変わってしまうってのは見事なウソでした。
まぁ、中身には気づいていたんでしょう。こんな手に引っ掛かってしまうとは、一路がアホなだけです。
とりあえず、一路はマダムの一番弟子のムッシュ・イチ〜ロってなことになり、身ぶり手ぶりの練習をするもヘタ過ぎ。
ってか、彼にそんなこと要求しても絶対にできないと思いますが・・・・・。
練習はあきらめて、問題の人のところへそのままワープ。
一人目の迷える子羊は、結婚について悩んでいる人。
何やらマダムの言うとおりにして事業に成功し、信頼しきっているみたいで、またまた彼女に相談したわけ。ってか、昔はインチキ占い師だったので、それはたまたま当たっただけっぽいですが。
本題の結婚のこと。お金、性格等々の条件がある人とない人がいて、迷っているとこと。
マダムは田舎に帰ってちゃんと子育てをしなさい!とアドバイスを。けっこう、まともなこと言っているんですが、さて。
2人目は、受検間近のお坊ちゃんです。
お母さんは、マダムの占いのためにたくさんの投資をしたようだけど、全部ウソだと聞いて怒り心頭。
さらに、「いい加減に、親離れしなさい」とのアドバイスに堪忍袋の緒が切れて、一路はげんこを一発お見舞いされちゃいます。
これはねぇ、マダムのとばっちりを受けたわけで、マジで可哀想。
これで仕事は終了し、マダムは消えていきました。
いよいよ、お腹が限界になり、袋を開けてみると、中に入っていたのは犬の糞でびっくり。初めから中身は変わっていないんでしょうが、一路、コロッと騙されちゃったみたいですねぇ。単純な子供を騙すとは、マダムも酷いことします。
一方で、納屋から一路がいなくなってしまい、花田家では大騒ぎ。
お爺さんとお父さんが探していましたが、肝心の一路は空腹で道端に倒れていましたが、すぐに見つかったんでしょう、おそらくは。
心配になってしまったお母さんは、何だかんだ言っても、一路のためにハンバーグを作っていてくれたので優しい人じゃないですか。
マダムが言っていた報酬の御馳走。やっぱり良く当たる占いですな。