今回のお話は、ちょっとしたことで満月の喉の病状が悪化してしまうというお話でした。
冒頭は、修学旅行のグループ決めからスタート。
普通のくじ引きみたいですが、とりあえずはクミさんと一緒のFグループになれたようで、2人もうれしそう。
でも、クミさんはマチダ君とは一緒のグループになれなかったみたいで、こっちはちょっと残念ですねぇ。
そんな中、ちょっと喉に違和感を覚えた満月。
でも、
「いつものこと」と気にせずにすることにしちゃったから、これが大きな間違いで後から大変なことになっちゃンですよ。
フルムーンのエターナルスノーは、なかなか好調みたいで、それを記念してのパーティに参加。
プロデューサーの若王子先生や、他の製作に関わってくれた人も来てくれて、これはめでたいです。
何やら、演奏をしてくれた人たちからは、ちょっとしたコンサートをするみたいなのですが、若王子先生と大重さんは誘ってもらえてうれしそう。
っと、昼間、喉に違和感を覚えた彼女ですが、場所が場所だし、ついつい言い出すことができず、終わってしまいした。
うーん、これだと初めの若王子先生との約束を破っていることになるんですよねぇ。
しかし、めろこはちょっと食い意地張りすぎ。
家に帰って、修学旅行の計画について思いをめぐらす満月。
しかし、タクト、修学旅行で思いつくことが、きもだめしとは先生のお説教とか、何でそんなのしか浮かばないのやら・・・・。
これは、めろこの枕投げの方が、よっぽどましだと思います。
大騒ぎの満月に、おばあさんは困り果てているようで。
って、よく考えると一人でしゃべっているように聞こえるんですよねぇ。これは、ちょっと心配になりますよ。
次の日は、楽しみな修学旅行の計画をみんなで話し合うことに。
しかし、インターネットという便利なものを利用できるのは、本当にうらやましい。私が小学校の時は、そんなもんありませんでしたからねぇ。
舞妓さんについて調べていると、祇園をシオンと読んでしまうのは仕方ないかもです。
いろいろ楽しく計画していると、突然、咳が止まらなくなり、満月は体調が悪くなり穂年室へ。
その後、おばあさんが迎えに来てくれたわけですが、満月のことが心配だからということで、先生に修学旅行については欠席すると言ってしまいました。
うーん、先生も必死に説得したんですけどねぇ、あのおばあさんを説得するのは無理でした。
帰りのタクシーの中で、その事実を聞いた満月もびっくり。
おばあさんの気持ちもわかりますけど、楽しみにしていただけに残念です。
家に帰った満月は、がっかりした様子。
めろこも楽しみにしていたわけですが、それ以上に楽しみにしていた満月。落ち込みたくもなります。
しかも、体調も悪化しているので、ひょっとしたら手術という展開も・・・・。
そうなると、声が出なくなるかもしれません。
っと、完全に忘れておりましたが、タクトとめろこの2人は死神で、一年後に彼女に死んでもらわないと困るわけで、手術は彼らとってもあまり好ましい事態じゃありません。
修学旅行の出発の当日。満月はお見送りだけはしました。
うーん、でも本当に残念。
そんなことになっているとも知らない、若王子先生と大重さんは2人で先日誘われたライブへ。
まったくのん気なことです。
その日の夜、楽しみにしていた修学旅行も行けずにしんみり・・・・・。
縁側で一人、みんなで歌うはずであったエターナルスノーを歌っていると、タクト、めろこも一緒に歌ってくれて、ちょっと笑顔が戻ってきてひと安心。
ところが、突然、満月が倒れちゃったからびっくり。それを偶然見ていた田中さんのおかげですぐに病院に運ばれました。
肝心の若王子先生は不在だったわけで、他の先生が診察すると、いきなり
「あくまで僕の意見ですが、手術したほうがいいですね」と聞いて、おばあさんは寝耳に水。
どうやら、若王子先生には薬で大丈夫と言われていたみたいです。
しかも、
「昔やっていた音楽を、またやりたいと言い出して・・・」と、非常勤になったことも知らなかったらしい。
音楽が大嫌いなおばあさん。こりゃ、ヤバイ展開です。
その場は、めろこが台をその医者にぶつけて何とか乗り切りました。
でも、若王子先生がなかなか来ない。
さらに、話を聞くと
「薬を使えば、少なくとも病気の進行は抑えられますよ」と言われたので、
「手術をお願いします」とおばあさんは即答。
まったく融通の利かない人ですから、こりゃ、ピンチ。
めろこがタクトのところにそれを伝えに行くと、満月もそれを聞いておばあさんのところへ。
しかし、自分のことを思ってくれているおばあさんの目を見るとなかなか言い出せず・・・・。何やら、フルムーンに変身しても、体は健康でも、声が出ないのでは歌えないのだとか。
こりゃ、困りました。
やっと若王子先生が来るも、相当に音楽を始めたことが気に食わなかったみちです。
おばあさんと激しい口論に。
意見の食い違いがある2人の先生の見解。
「どっちを選ぶかは、私たちに権利があるはずです」とまで言い出しちゃいました。
もう、これは止まりません。
とりあえずは、検診をしてからということになり、満月のことを診察であります。
やっぱり、病状が悪化しているらしいですが、若王子先生の見解は
「手術は最後の手段で、しばらくは薬で大丈夫だと思う」と。
おばあさんは、どうにも納得がいかないようで・・・・。
しかし、ここで満月が
「お願いです、おばあちゃん。修学旅行とか、他のことなら、おばあちゃんの言うことに従います。でも、自分の命を誰に預けるかぐらい自分に決めさせて下さい」と真剣な目で言いました。
これを聞いて、おばあさんは葉月さんのことを思い出して呆然。
これは止めても無駄と悟ったのでしょう、部屋から出て行ってしまい
「好きにしなさい」と言いながら帰っていきました。
うーん、満月の気持ちもわかりますけどねぇ。ここは、おばあさんが何とも可哀想に見えます。
廊下を歩いていく、背中が寂しすぎですよ。
最後は、若王子先生に薬をもらい、ほっとひと安心。
でも、病状が思ったよりも進んでいるみたいで、これは一刻の猶予もなくなってきましたよ。
うーん、やっぱりおばあさんが何とも可哀想・・・・。
しかし、あの年齢であそこまで言い切ることができる、満月は本当にすごいですよ。
限りある命って、やつの力なんでしょうが、あまりの決心の強さに唖然でした。