今回のお話は、いよいよソレスタルビーイングを狙って、各国が活動を開始するというお話でした。
前回の話で、ついに武力介入を開始したソレスタルビーイング。このセイロン島の一件で、彼らの名は確実に世界中に広まりつつあるようですね。
というわけで、各国が彼らを狙って、いよいよ行動を開始してきました。
そして、それの行動が最も早かったのが、ユニオンのグラハム・エイカー。彼は、はじめてガンダムを見て以来、あの機体にものすごい興味を示しているようでしたからねぇ。特に、注目していたのが機体から出ている粒子。本当に感のいい人だと思います。しかも、かなり強い。これは、セイエイさんの一番のライバルになりそうです。
というわけで、今回そんなガンダムと初めて戦えることができたわけです。しかし、結果は、完全に彼の負け。最後は、ビームサーベルで切り付けられそうになって、逃げるのが精一杯といった感じでした。というか、やっぱり機体性能が違い過ぎる感じでしたね。
でも、このガンダムに搭載されているGN粒子なるもの。まだ、その詳細はさっぱりわかりません。とりあえず、無限に近いエネルギー源であること、レーダーに引っ掛かることがないという特徴が分っているぐらい。まぁ、この正体がわかるのは、まだ先のことになるのでしょうが、同一のものとか出来たりするのでしょうかね。
ソレスタルビーイングを創設したのは、すでに200年前に亡くなっているというイオリア・シュヘンベルグなる人物。どうやら、太陽光エネルギーの利用システムを開発した人らしい。そして、その彼に関する記録はあまり残っていないようで、その子孫については全く記録がないようです。彼が創設したというのなら、資金的にも納得がいくのだとか。
しかし、今ごろなぜ彼らが活動を始めたかなどまだわからないことが多くて、これからの展開待ちといったところです。
というわけで、今回は前回に引き続きセイロン島にセイエイさん、南アフリカにストラトスさんとデュナメスさんの2人が向かいました。
何か今回の戦いでは、ストラトスさんとデュナメスさんの2人は戦いを嫌がっている感じが垣間見えましたね。ということは、彼らが何を背負って戦いに参加しているのかが、かなり大きな問題になってくると思います。
でも、残念ながら今のところとにかく戦うということが中心になってしまっていて、彼らの生い立ちとかはまったくの謎です。というより、ただ言われるままに戦っている感じで、彼らの心情にはほとんどスポットライトが当たっていない感じがします。もっとその辺を描いていくべきだと思います。話の中心である戦いの目的が分りにくくなってしまいますよ。
しかし、セイエイさんは相変わらずでした。今回の戦いでも、容赦なく敵をぶった切っていましたし、主人公なのに一番小難しい感じのキャラですね。まぁ、「俺に触るな!」とか言って、異常に触れられることを嫌がっているのは少し気になりましたけど。それって、何か関係があるのでしょうかねぇ。
そんな中、各国がガンダムという機体の調査を本格的に開始してきました。ユニオンでは、先日ガンダムと接触したグラハムさんたちが研究チームに配属されて、本格的に調査開始。次は、機体をさらに強化してくるみたいで、彼も相当に気合が入っています。
人革連もセルゲイ中佐が自ら活動開始。まぁ、あっさりとやられてましたけど。AEUだけは、ちょっと出遅れている感じですが、一番最初に痛めつけられたわけで、このまま黙ってはいないでしょう。
ソレスタルビーイングの登場でだんだんと世界が動き出している感じ。平和のための武力行使という矛盾を抱えるガンダムマイスターたち。そんな彼らの心の動きに注目していきたいですね。
COMMENTS
ここのところTBが全く返せないので、コメントで失礼します。
ソレスタルビーイングのパイロット達が、
どうしてそういう風な描写なのか、
こちら側に感じさせる描き方をもう少ししてくれれば・・・などと思うのです。
初代ガンダム〜ZZ派なので、どうしてもしっくりきませんが・・・。
とは言ってても、見ているうちに
文句を言いながら情がわいてくるのでしょうね。
コメントありがとうございます。
確かに、私もそう思います。
まだ、始まったばかりというのもありますが、パイロットたちの心情に関する描写が本当に少なすぎますよね。
今の彼らはただ言われたままに戦っているようにしか見えません。
特にこのシリーズはこれまでと違って、自分たちのほうから戦いを仕掛けるというところが大きな特徴だと考えています。だから、余計戦う理由が見えにくい。
まぁ、それも製作者側のこれからの物語を組み立てていく上での伏線なのでしょうし、これからの展開をじっくりと見守りたいですね。
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