今回のお話は、結局はカイとお別れすることになってしまうってなお話でした。
カイのことを追いかけたいた妖怪がらニャンコ先生のおかげで何とか逃げたと思ったら、その先に待っていたのは名取さん。
そんな彼から「妖怪であるカイのことを退治しに来た」と聞いて呆然の夏目。
人間の姿になれるほど、強い妖怪だったとは言え、あのカイを退治するとは・・・・。
仲良くなった矢先のことですからねぇ。こんな展開になろうとは思ってませんでしたよ。
「カイは退治されてしまうのか?」、「多軌には話すべきなのか?」と悩みまくる夏目は当然そうなるでしょう。
さらに、「関わって面倒なことになるだろうな?」というニャンコ先生に、「先生が気がつかなかったのが悪い」と一言。
う〜ん、これは・・・・先生が可哀想だよ。まぁ、夏目も混乱していたんでしょうけど、心配してくれているんだから、「五月蠅い」とか言っちゃダメだ思う。
結局、大げんかになってしまった2人でしたが、名取さんの出演しているCMのおかげで仲直りっと。
名取さん、あんな風なんですな・・・。TVで活躍している彼も見てみたかった。
名取さん、夏目のことをやや冷やかしつつも、もちろん彼のことを心配して来てくれたわけです。
カイ君、実はかなり大物の妖怪らしく、その目的ってのが、あの洋館の近くの井戸に封印された鬼を開放することなんだとか。
名取さん、本気でカイを封印するつもり。
夏目は反対するけど、何かが起ってからでは遅いってのは確か。
こればかりは、名取さんの言っていることが正論だと思いますね。切ないけど・・・・。
名取さんから話を聞いた夏目は、ぐったり。
カイのためにクッキーを持ってきてくれた多軌に、古い井戸を探してもらうように頼んで、夏目はクッキーを持ってカイの家に行ってみるも、彼は不在だったため例の洋館へと向かいます。
一生懸命な夏目が好きだ、ホントに。
洋館の中で、名取さんの仕掛けた罠に引っ掛かってしまうも、助けてくれたのはカイでした。
カイは夏目に「妖怪なのか?」と尋ねられ、自分が妖怪であることを認めつつも、夏目は彼のことが嫌いじゃないと聞いてひと安心。
それは良かったのですが、カイ、自分や夏目に酷いことをしてくる名取さんに怒り心頭で彼のところへ復讐しに行ってしまうから大変なことに。
カイの気持ちもわからないではないけど、こんな展開になろうとは・・・・。
夏目は、カイから逃げていた名取さんのところについたはいいものの、仲良く話している光景をカイに見られてしまうとは最悪としか言いようがない。
夏目のことを疑い出してしまったカイは、夏目の言葉にも聞く耳持たず。
どっちも守りたいと思った結果がこれですか・・・・。
せっかく居場所を見つけたと思っていたカイにとっては、可哀想すぎる展開じゃないかと思います。もちろん、夏目にとってもです。
カイを襲ってきた妖怪の案内で鬼が封印されている古井戸に到着し、続いてやって来た夏目が説得するも彼はこれを開放しちゃいます。
カイとしては、仲間を助けただけと思いきや、いきなり襲いかかってくるとはねぇ。
やっぱり、封印されていただけあって、悪いやつでしたな。
それを庇った夏目は気絶してしまうも、第一波を交わしたカイは鬼に攻撃を仕掛けます。
いや〜、カイってホントに大物妖怪だったみたいですねぇ。
あの鬼どもを一発で追っ払ってしまうとはすごいんじゃないかと思います。
何とかカイの攻撃から逃げた鬼ではありましたが、ニャンコ先生に捕まえられ、最後は名取さんによって呆気なく封印されちゃいました。
目覚めたばかりで調子悪かったのかな??意外と大したこと無かった気もしますが・・・・。
気絶している夏目の横に落ちていた友人帳を見つけて、彼を困らせてやろうと思うも、これができない。
友人帳を手にしながら、大泣きのカイ。
やっぱり、夏目のこと好きなんですね。
カイを追っ払おうとした名取さんたちが悪いわけでも、カイが悪いわけでもないと思うなぁ・・・・。
種の壁が大きすぎる。カイみたいな妖怪や夏目みたいな人間が増えれば、いつの日か共存できる日が来るかも、かも、かも。
夏目が目覚めた時にはすでにカイの姿はなし。
でも、夏目にとっても今や彼は友人。多軌に事情を話しつつ、また会いに行くつもりのようで。
ホント、夏目は優しいですねぇ。
きっとカイも待っていてくれるんじゃないかと思いますよ。
最後は、みんなでお花見っと。
実は、友人帳は自分が引き取るつもりだったというニャンコ先生。
物騒なものですからねぇ、友人帳は。仮に先生が管理していたら、どうなっていたことやら・・・・。
まぁ、夏目みたいに名前を返そうってな発想はなかったかもしれないですね。ってか、返せないですし(笑)。
名前を取られてたことを恨んでいる妖怪も多いだろうし、その怨念が消えただけでも夏目の行動には意味のあることなんじゃないかと思います。
最後は、自分のワガママに付き合ってくれているニャンコ先生にお礼を言って、再びお花見の席へっと。
ついでに、羨ましがっていた妖怪たちも一緒に。
今回で続 夏目友人帳も最終回。
一期に続いて、安定感は抜群で、内容的にもかなり良いものばかりだったと思います。
やっぱり、夏目とニャンコ先生のやり取りが好きだったなぁ。
喧嘩ばかりしているように見えて、実はすごく仲良しなところがなんともいいです(笑)。
それと、毎回のように出てくるニャンコ先生の異名とかも面白かったかな??
解釈するには多少難しいところはあるも、大切なものを伝えてくれたそんな作品だったと思います。
夏目が、今後みんなとどうかかわっていくか?ってなところは気になるところではありますが・・・・。
個人的には、これがこの作品の評価を分ける一番大きな要素だと思っているので。
まぁ、原作読むしかないですかね。まだ、7巻しか出てないし、気になるし手を出しちゃうかもしれません(笑)。
では、おしまいっと。
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