今回のお話は、侑斗さんが復活するというお話でした。
前回のお話で過去の世界で消えてしまった侑斗さん。良太郎さんが戻るとやはりその影響が出ていました。彼は初めからいないことになってしまい、ミルクディッパーは妙に派手な感じの変な店になってしまっていました。しかも、あの望遠鏡もなく、もちろん愛理さんも侑斗さんのことなど知りません。しかし、あれは絶対に前のほうがよかったですよ。
しかし、変化はこれだけではありませんでした。モモタロスたちも彼のことをきれいさっぱり忘れてしまったようなのです。忘れたというのは、ちょっと不適切かも。初めからなかったことになってしまったわけですからね。結局、彼のことを覚えているのは、良太郎さんとハナさん、そしてオーナーだけのようです。しかし、オーナーって、特異点でもないのに、なぜおぼえているのでしょう?まったく不思議な方ですねぇ。
侑斗さんに憑いていたデネブは、良太郎さんに憑いたことになっていました。彼らを見ていると、いつもと変わらないわけですが、何だかちょっと違和感があることは確かですね。でも、オーナーの言う通り「記憶がないということは、存在しないのと同じだ」という言葉。悲しいけど、現実を受け入れるしかありません。
そんな中、コハナさんがイマジンにさらわれちゃいます。良太郎さんは、モモタロスを呼ぶけど、デネブのおかげで、キンタロスが出動。やつはちょっとお節介かもしれないけど、確かにモモタロスを呼ぶことが多いですよね。特に、ウラタロスとかぜんぜん活躍していないし、ちょっと的を得ているような気がしないでもないかも。
そうこうしているうちに、コハナさんを救出。すると、良太郎さんの前には、あの変態野郎のカイの姿が。侑斗さんが消えたことについて、意見する良太郎さん。そんな良太郎さんを見たカイは、相変わらずニタニタとしながら嫌な感じ。やっぱり、こいつ絶対に普通ではありませんね。
カイ曰く、侑斗さんの存在は未来につながる分岐点の重要なカギとなる存在だったのだとか。ということは、彼はずっと侑斗さんのことを狙っていたわけです.とは言っても、あの過去の世界にいる侑斗さんの目的とかは未だに分らないわけで、イマイチちょっと言っていることの意味が理解できないような感じがする。
カイは言いました「彼が消えて悲しんでいる人間がいるのか?」と。確かに、デネブや愛理さんも、何も問題なくすごしている。特に、愛理さんについてはむしろ調子がよくなっている感じ。でも、良太郎さんには侑斗さんに関する記憶が残っているわけで、かなり複雑な気分なんだろうと思ったら、何だか納得しちゃっているし。あれは、最近の彼の行動からするとかなりおかしいかったですよ。やっぱり、あそこで納得してはいけません。人が一人消えているわけですから・・・・。
でも、良太郎さんが「もし侑斗が消えれば、未来は自分の時間になるはずだ」とカイの矛盾を突く。これやられたと思ったのか、カイのやつはまたニタニタと笑いながら、良太郎さんに不快感を表し、イマジンを過去へ送ります。
すると、侑斗が復活。ゼロノスには、時間がかかっても、過去の影響をセーブする力があるらしい。ということで、侑斗さんは過去への世界へ。良太郎さんは、目の前のイマジンを倒すことになります。変身しようとすると、侑斗さんの手には何やら赤いカードが。「俺の記憶だけじゃ足りなくなった」ってどういうことなのでしょう。
ということで、良太郎さんは久しぶりにクライマックスフォームに変身してイマジンを撃破です。しかし、相変わらずモモタロスたちのあの変身前のリアクションは笑えます。変身してからも、面白いのですけど。
過去へ飛んだ侑斗さんのほうは、あの赤いカードを使って、ゼロノス・ゼロフォームへ変身。何やらデネブが武器に変身していましたけど、デカメンソードに巻けず劣らず、面白い形をしていますね。でも、見た目はあれでも威力は相当にすごい代物でしたけど。
これですべて一件落着かと思ったら、何と愛理さんが書いたレシピに関する記憶をなくしていたみたい。懐中時計もさびてしまっているみたいで、これは何とも・・・・。
しかし、侑斗を見ていると可哀想でなりません。なぜ彼だけがあんなに苦労しないといけないのでしょう?自分の記憶を消費してのライダーへの変身。それが、いったいどれほどの苦しいものなのか想像もつきません。そんな彼に幸せな未来は待っているのでしょうか?何とか彼が幸せになってほしいと思いますね。
COMMENTS
COMMENT FORM