ついに、クロスゲームも最終回でございます。
最後の最後だけあって、これ以上はない最高の出来でした。
今回は、星秀が甲子園出場を決めるってなお話。
たった1回ながらも見所たっぷりでしたが、一番は何と言っても三島との勝負でしょうねぇ〜。
2アウトで勝負することになった、この2人。
う〜む、このタイミングで勝負させるってのがまたうまいなぁ。これ以上ない演出でしたね。
2人の勝負、「あと一人!」と「三島」のコールが響き渡る中での勝負。
結果は・・・・、フォアボール。
三振か?と思いましたけど、違いましたな。
「手が出なかった」と見せかけても、ちょっと変化球的な締めは、これまたお見事。
160km/h近い球を連発し、クロスゲームの中でも一番の名勝負だったと思いますな。
試合は三島の三振を持って結審したようで、星秀の勝ち。
しかし、三島への最後の一球は・・・・、一体何キロだったのやら。
こういった含みを持たせるってのが、三島の勝負同様うまいですねぇ〜。
さて、ここからは最高の見せどころ。
コウ、東に言われた通り、試合後、青葉をギュッと(笑)。
いや〜、みんなの目の前でのびっくり行動は、何と大胆なこと。泣きながらも「大嫌い」と言いつつも胸を預けるシーンは、もう最高でしたな。
っと、何気に唖然としていた面々も良かったと思います。
特に、千田。「ぶたれる」という予想は当たったものの、面々からは思いっきり無視されてましたからねぇ〜。
さて、数日がすぎ甲子園に向かう面々。
コウ、青葉とカップル成立も、両者の関係はほとんど変わらず(笑)。
まぁ、あの青葉がベタベタしてきたら、逆に怖いわな。いつも通りが自然体でいいです。
甲子園に出発前、あかねさんのところへやって来た赤石。病室を前に、東&中西にハメられましたねぇ。
いつも通りぽか〜んとする赤石が良かった。
それにしても、東は最後までかっけー!!
中西じゃないけど、こいつならいつでも逆転の一発を放てそうだ(笑)。
そして、忘れてはいけないのが水輝。
最終話にして、や〜っと山に帰りましたか・・・・。
山で佇む姿は似合ってました。こいつは、やっぱりここがベストプレイスでしょうな(笑)。
最後は、手をつなぎながら電車に乗って甲子園へ出発するコウと青葉を見つつ、終了っと。
最後の囁きもまた良かったです。
さて、今回をもってクロスゲームは最終回。
あだち先生の良さが遺憾なく発揮されていましたねぇ。
記事ないでは何度も言及したように、その話術は実に上手い。
言葉に詰まることがあっても、これはこれで絶妙な間の取り方によってカバー。この雰囲気はアニメならではの魅力だったのではないかと思います。
う〜む、あだち先生、今も新連載を持っていらっしゃるわけで。
また、機会があったら先生の作品、アニメ化してほしいと思わずにはいられないです。
では、名残惜しですが、これにておしまいっと。