今回のお話は、夏目がデカイ顔の妖怪を名取さんと封印するってなお話でした。
塔子さんの荷物持ちとして買い物に一緒に行く夏目でしたが、その道中のこと、ゆらゆらと空を飛んでいる妖怪を見かけて現場へ直行。
その妖怪は・・・・、駆けつけた夏目に「助けてほしい」という感じで見てくるも、夏目はどうすることもできず。
う〜ん、これは悔しいですよねぇ。突発的なことだから仕方ないんでしょうけど、頼ってくれただけに居た堪れないと思う。
あの烏の妖怪を食べたデカイ顔の妖怪は名取さんが追っていた指名手配中の厄介者。
名取さん、偶然、現場に居合わせた夏目に「この仕事組んでみないか?」と提案し、呪術師たちの会合に誘ってきます。
まぁ、夏目の気持ちは決まっていたんでしょうな、この時点で。
しかし、そんな話を横目で聞いてたニャンコ先生が微妙に可愛かった(笑)。
次の日、塔子さんには名取さんと映画を見に行くと言って、ニャンコ先生も一緒に呪術師たちの会合へ。
って、飲み会とか言っている先生には笑いました。まぁ、ホントに会場では遠慮なしに飲み食いしていたので、先生にしてみれば飲み会みたいなもんかも、かも、かも。
途中からは、案内役の妖怪さんに道案内をしてもらいつつ、会場へ。
森の中を歩いていると、ニャンコ先生曰く、昔と大きく変わってしまったとかでちょっと残念な気も・・・・。
う〜ん、ほとんど人間に狩られてしまったってのがねぇ・・・・私は複雑に思う。
道中、夏目に近づいてくる下っぱ妖怪を追い払ってくれたのは、名取さん。
しかし、柊がいきなり「服を脱げ」と言い出した時は、何事か?と思いましたけど、妖怪に食われなように魔除けの文字を書くつもりだったようで。
殴られてしまった柊はやや可哀想な感じもしますが、あれは誤解しちゃいますよねぇ(笑)。
本来は心臓に描くものだけど、左腕だけ文字を書く柊。
これじゃ、胴体がヤバいじゃないですか?と思いつつも、これが不幸中の幸いな結果になってくれたわけで描いてもらっておいてホント良かったと思います。
会場に到着すると、人と妖の見分けがつかないほどの人数にびっくりな夏目。
自分すらびっくりするんだから、見えない人はもっとびっくりするに違いないと感じた彼に、「人とはそんなもの」と先生から突っ込みが。
う〜ん、悔しいけど、その通りだろうな・・・・。少なくとも自分はそういう人間だろうと思う。
名取さんから変装するかと提案されるも、彼自身はかなり有名だからその必要なし。
確かに、彼のあのすごい輝きは・・・・隠せませんね(笑)。
そんな中、七瀬さんというお婆さんと遭遇。
彼の顔を見て、レイコさんのことを聞いてくる彼女に夏目はびっくり。
普通の人にはレイコさんの詳細なこととか話せませんしねぇ。たとえ話しても自分の立場が危うくなるだけですし・・・・。
これは何気にうれしかったことと思います。
七瀬さんは、的場さんという方の秘書みたいなもんで、その的場さんはすでに会場を後にしたとか。
そんな話をしている中、横でむしゃむちゃと御馳走を頬張っているニャンコ先生は面白かったです。
普通に面白いモノじゃないですか(笑)。
あのデカイ顔の妖怪を封印するという名取さんに、封印の壺を渡してくれた七瀬さん。
う〜ん、ここだけ見ればいい人に見えるんですあ、実は・・・・。
場所を移動しつつ、夏目は式紙を使って、あの妖怪を探すことができないか?と提案。
名取さんは「名前がわからないとできない」とはじめは躊躇するも、夏目の強い力を使って試してみることに。
名取さんの指示通りにやってみると・・・・、一発で成功させちゃうとはねぇ。
彼は忌み嫌っているとは言え、さすがはレイコさんの血を引いているだけのことはあると思います。
窓をぶち破って出て行ってしまった式神でしたが、建物内に戻ってくるから大急ぎで追跡開始っと。
それにしても、こんな所にいようとはねぇ。
まぁ、やつにしてみれば格好の餌がある場所なんでしょうけども、怖い怖い。
現場に到着すると、先に行った柊がデカイ顔の妖怪に食べられそうになっているから大変。
夏目は彼女を庇い左腕を食べられそうになってしまうも、あの魔除けのおかげで特にダメージなし。
で、やつをゲンコで追い払い、ニャンコ先生に追跡してもらいます。
いや〜、あの魔除けがこんな形で役に立つとはねぇ。ホント、不幸中の幸いだったと思います。腕なくなるところだったよ〜。
先生があいつの相手をしている隙に、夏目と名取さんは封印の準備をっと。
そして、準備完了すると、すぐに封印を開始し、なんとか封印に成功し一件落着でひと安心。
封印されそうになった先生は怒り心頭でしたけど、すぐに逃げる辺りはさすがは先生じゃないかと。
しかし、またまた一発で成功させてしまった夏目はやっぱりすごいと思う。
ところが、その封印の壺を七瀬さんが奪ってしまうからびっくり。
胡散臭そうは人だとは思っていましたが、まんまと利用されてしまったとは、悔しいですねぇ。
金さえ渡せばいいと思っている人間。全く、嫌な人だなぁ・・・・。
まぁ、先生曰く、彼女には使えないらしいので、意味ないですかね。
夜が明けて、夏目と別れた名取さんは、厄介らしい別の仕事へっと。
夏目は、今回のことで、より強くなれるようにと考えるようになったようで、それだけでも有意義なことだったんじゃないかと思います。
いや、守りたいものがあるってなことを自覚できたことってな方が大きいかな??
最後は、道を歩いていた夏目を見つめる怪しい目が・・・・。
こりゃ、良からぬことに巻き込まれそうな予感がプンプンいたしますな。