今回のお話は、神楽が黄泉を殺害するってなお話でした。
うーん、わかっていた結果とはいえ、やっぱり辛い・・・・・。
事務所に戻ると、飯綱さんの姿はなく、岩端さんに「自分を黄泉のところへ」とお願いする神楽。
一方で、その黄泉の方は、もうやりたい放題で、次々に派遣されてくる部隊を撃破しておりました。
悲しいですけど、もう殺るしかないですよねぇ、これは。
四課のヘリを使って現場にやって来た、神楽、岩端さん、ナブーの片方の3人。
お父様から殺生石の欠片が黄泉のそれと反応し神楽の指示で降下すると、そこに待っていたのはたくさんの悪霊ども。
新しい武器を受け取った神楽は、怒涛の攻撃で次々に悪霊を倒していくも、元の人間の悪霊、カテゴリーBが出現すると攻撃がストップしちゃいます。
まだ、あの時の心のダメージがあったとはちょっと心配でしたよ。
その頃、まだ完全に意識を持っていかれていなかった黄泉は殺生石の力に必死に抵抗中。
どん底まで落とされてしまったわけで、悪霊と化しても仕方ないと思いますが、ホント痛々しいです。
ついに黄泉のところに神楽が到着し、まずは自分が黄泉の気持ちを分かっていなかったことを詫びます。
うーん、私、神楽をあまり責めるつもりはありませんが、彼女にも確かにこうなってしまった責任はあるんですよねぇ、残念ながら。
黄泉を止めることができたであろう、数少ない人間ですから・・・・。
そして、いよいよ2人の直接対決がスタート。
神楽はお父様から受け継いだ白叡を召喚し、対する黄泉も乱紅蓮を召喚。
神楽と黄泉も、もちろん激しくぶつかり合うも、神楽がやや優勢に戦いを進めます。
が、彼女の首元に刀をやるも振り抜くことができず、逆に白叡とつながっている鎖で首を絞められてしまうことに。
戦いは、ホント油断禁物ですよ、神楽。
さらに、神楽はちょっとした隙を作ってしまったために、黄泉に枝で腕の関節部分を刺されちゃいます。
黄泉、ホント、怖いですねぇ。
でも、油断しちゃた神楽が悪いと思いますな、これは。
神楽、なんとか持ち直すもピンチであることは変わらずでしたが、そんな彼女を助けたのは飯綱さんでした。
彼は、神楽の怪我を手当てしてあげて、そのままいなくなってしまいます。
「あれは、もう黄泉じゃない・・・・」と一言だけ残して・・・・。
うーん、現場に駆けつけてくれただけマシですかねぇ。個人的には、もう少し活躍してほしかったですけど。
再び、神楽の前に姿を見せた黄泉と再戦。
今度は、退魔師としての仕事を全うするためという強い覚悟で戦いに望み、隙を作ったかと思わせて、ついに黄泉に一撃を。
彼女の本当に願いは、神楽を守ることで、不幸の元凶が自分なら自分を消すこともいとわないとは・・・・。
ホント、悲しいよ。なんでこんなことになっちゃったのよ。
一撃を浴びてしまった黄泉は、最後に神楽のことを褒めたたえ、「大好き」と言い残してそのまま・・・・。
悪霊と化してしまった彼女の末路。
うーん、ホントどう書いたらいいかわからよ。今の私の文章力では無理そうです。
黄泉を殺ってしまったというショックから、白叡を暴走させてしまった神楽は、かなり痛いたしかったです。
そんな彼女を見つつ、岩端さんは「一番大切な人を切った神楽には、もう切れないものはない」と一言。が、ナブーさんは逆に「大切な人を作れなくなるし、それには彼女は若すぎる」との突っ込みを。
うーん、この2人の言っていることが妙に心に残りました。
結局、作戦失敗という結果になってしまった三途河ではありましたが、結局彼の目的って何?
すべての元凶であるやつ・・・・。まだ、目的のためにがんばるみたいですが、さて。
そして、時は経ち一年後。
死んだか?と思われていた室長さんと桐ちゃんさんは、入院しているとは言え、生きていたのでひと安心。
桐ちゃんさんは、どうも、ショックで記憶喪失になってしまっているようで、子供のような喋り方でした。
まぁ、一年も入院しているわけですから、2人も相当な重症だったんでしょうな。
一方で、飯綱さんはなぜか?、かなり怪しそうな占い師になっていたからびっくり。
性格、思いっきり変わっていそうなんですけど・・・・。
岩端さんとナブーさんの2人は引き続き、退魔師の仕事を。
ついでに、新たな室長には、かなり怖そうなおばさんが就任していたのには、ちょっと驚きました。
そして、神楽も退魔師の仕事を継続中。
もう、学校には通っていないんですかねぇ。
代わりに、剣輔とかいうやつがいましたけど、いったい何者?
最後は、敵を撃退するために白叡を召喚しつつ、おしまいっと。
今回で最終回だったわけですけど、なかなか見ごたえのある作品で良かったと思います。
やっぱり、最初の1話でしょうな、キーポイントとなったのは。
第一話にして、四課のメンバーが全員死亡しちゃった時は、いったいどうなることかと思ったものです。
しかし、これが全くのフェイクだったとはねぇ、マジでびっくりしましたよ。
その後の展開も、神楽と黄泉というキャラの心情をよくうまく描き出していたと思うし、戦闘シーンもかなり良かったと思います。
途中、黄泉が暴走していく辺りは、かなりイタイたしかったですけどね。
では、これにておしまいっと。