今回は、無事にカイの野望を阻止するというお話でした。最後まで、本当にいいノリで突き進んでくれました。
デスイマジンの前に大苦戦を強いられることになった侑斗。ついに、変身も解けてしまいこれは本格的にピンチと思いつつ、空を見上げると怪しい光の亀裂が。って、それよりも自分の身が・・・と思うのですけど。
案の定、完全にキレてしまったカイのやつが、この時間を消し去ろうとしていやがります。もう、完全にイッちゃってますね、あれは。
そこに、良太郎さんたちがデンライナーに乗って登場。良太郎さんは「この時間は、絶対に消させない」と言い、モモタロスに「最後まで一緒に戦ってくれる?」とお願い。もちろん、OKを出したモモタロスは、ライナーフォームに変身した良太郎さんと一緒にイマジンたちの中へ。
でも、彼らの前にはデスイマジンが。やつは、本当に強敵で、ライナーフォームでも歯が立たず。でも、何とかあの攻撃が地上に落ちる前に、カイに喰らいついて、ビルの屋上から落下。うーん、もうダメかと思いましたけど、良太郎さん、本当によくやってくれたと思います。
ところが、カイの攻撃を防ぐことは出来ずビルが破壊されていると思いきや、ビルが破壊されているのはごく一部。カイのびっくりな感じが笑えました。
その理由というのが、桜井さんが記憶を消した生まれてくる赤ちゃん=未来の特異点がいたから。だれの記憶にも残らなかった子供が分岐点のカギだったわけですが、その子供というのはハナさん(コハナさん)だったのです。これには、ちょっとびっくりしました。まさか、こんな近くにいる人がカギだったのだから、驚きです。
もうどうでもよくなったとう感じのカイは、コハナさんに標的を絞って総攻撃開始。すると、また大量のイマジンが・・・・。って、こいつら一体何匹いるんでしょう?
そんな中、何もできない侑斗さんは素手でイマジンと対戦。こりゃ、無理しますねぇ。しかし、あのイマジンたち、素手でもやられるとは、ちょっと弱すぎでは。
とそこにやって来たデネブから、桜井さんから託されたという最後のカードを渡されゼロノスに変身。さらに、デネブと合体して、ゼロノス・ベガフォームで大暴れ。
一方、良太郎さんのほうでは、ナオミさんが過去の世界から連れてきたウラタロスとキンタロス、さらに懐かしのジークまでつれてきて戦闘開始。良太郎さんは、ガンフォーム、アックスフォーム、ロッドフォーム、最後にソードフォームへと変身して次々とイマジンを撃破。ナオミさん、本当にいい仕事をしてくれました。
そして、最後にソードフォームの良太郎さんにみんなの力を集めて、俺の必殺技ファイナルバージョン」でデスイマジンを撃破。さすがに、最後だけあって、今回はかなり派手でした。いつも、同じですからねぇ。
ついに、カイも消えて一件落着。うーん、カイの目的って、イマイチわからないところもあるのですけど、未来の分岐点を潰すということはカイがその先の未来を手に入れるということ?でいんですよねぇ。しかし、あんなカイでも砂になっていく姿は何とも哀れでした。
でも、面白かったのはココ。完全に消えたと思っていたモモタロスたち。が、彼らは消えていませんでした。オーナー曰く「彼らが共に過ごした時間と記憶が、彼らを存在させる」からだとか。まぁ、消えなくて良かったわけですけど、変なたて看板みたいのを持って、口論する姿は最後まで大爆笑でした。
最後のカードを使ってしまったために、桜井さんの存在は消えてしまうことに。愛理さんに、とってはちょっと悲しいです。
そして、ついに良太郎さんはデンライナーを降りることに。それを一人で決められる辺りからも、ずいぶんと成長したのではないかと。本当にお疲れ様です。
最後は、自転車に乗りながら、デンライナーやゼロライナーに乗っているみんなとお別れです。最後まで、素直にならないモモタロスの「また会おうぜ!」の一言を残して、去っていきました。それを見つめる良太郎さん。
ということで、おしまいっと。
最後なんで一言、まとめを。
個人的には、かなり楽しめた作品でかなり満足しています。全体を通しては、良太郎さんの成長に主眼を置いたものになっていて、本当にだんだんと彼が成長していくのがわかって、本当によかったと思います。
それに、ところどころにモモタロスたちを使ったギャグ的な要素も含まれていて、重い感じになっても、それがうまいこと緩和されていたところもよかったですね。彼等の行動って、本当に個性豊かで見てきて、飽きる事がありませんでしたからね。
私としては、かなり好きな作品でした。
スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。これからもよい作品をいっぱい作ってください。では。